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  • Jin Kimura

民藝館と民藝運動

更新日:2020年11月24日



先日、駒場東大前にある民藝館に立ち寄りました。

今回私が訪れたのは「柳宗悦と民藝運動の作家達」 という日本民藝館の創設80周年を記念して

行われている展示会です。

(この時点で「柳宗悦」がかなり難読ですが、

興味のある方は引き続き読んでいただけると

幸いです。笑)

内容はとても簡単に説明できるようなものでは

ありませんが、できるだけ簡単に説明すると

古くから用いられていた日常品の美しさに着目した

柳宗悦が自らの目で集めた民藝品の紹介と、

【自分でも漢字読めなかったのでリンク貼りました】 それらの生活工芸の振興を目指し(この運動を民藝運動と言います) 柳宗悦に師事した作家の作品の展示会で、 年に4回実施されている民藝館の展示の

最後の回にあたるものでした。

今まで○○館とつく所と言えば、映画館や

図書館に行く程度だったのですが、

ここを知ってからは

暇があれば行くようになっています。

また、今回は最近知った柚木 沙弥郎さんの作品も 飾られるという事だったので、自分としては 期待に胸を膨らませながら、 寒いのも我慢して、無理やり外へ散歩に

行ったのでした。

着いて、まず感じたのは同世代の人達が ちらほら見に来ているという事。 その日も、到着して玄関の引き戸を開けると 「久しぶり仁だよね!?」と声をかけられ、 驚いて見てみると、高校時代の友人が立っていて、 到着早々に久々の再開をするし、その他にも スケーターの格好をした二人が閉館ギリギリまで 館内を色々見ていたり、 日本の工芸品って案外若い人にも 人気が出始めているんだなと驚きました!

確かに最近は工芸品を扱うお店も増えてきたし、 工芸や民藝という言葉も案外身近になって

きているのかもしれない。 今回、私が見てみたかった柚木さんの作品も、 2014年に日本橋のIDEE SHOP開店時に

飾られた物で、そういった現代のお店と

工芸品がコラボする事は、 若い人達の目に届く良いきっかけに

なるのだなと再認識しました。


また、今回柚木さんに注目をしたのには、 もうひとつ理由がありました。 それは柚木さんが今回作品を出展されている

作家さんの中で唯一、現存している方であるという事。

今回の展示では民藝運動を牽引した

作家の仕事を各部屋毎に展示しているのですが、 生前に自分が師事した柳宗悦と、その他の

作家の作品を展示をする事に大変共感し、 自ら沢山の作品を寄贈されたとの事で 宗悦達の後に続く作家の1人として、

個別に展示の部屋を設けられており、 柚木さんの作品が多数展示されているのです。

この展示について柚木さん自身も思い入れが深く、

よく見に来られているそうで、民藝館側も

柚木さんの生前にこのような展示ができた事、

またそれを直接見に来ていただいている事を

とても喜ばしく思っていらっしゃいました。

私もいつか館内でばったりお会いできたら良いな。

その時はどんな視点で作品を見ているのか

じっくりお話を聞きながら一緒に

館内を周ってみたいなーなんて思います。

この展示は、普段の民藝館の物とは違っています。 各地で集められた民藝品を鑑賞するのではなく、 それらの民藝品から学び、それを自分の技術と 合わせ、”各地に伝えていった作家達の作品”を 見る事ができるからです。 それにより、今自分が日常生活で使っている

工芸品のルーツや元祖を知る事ができると

思っています。 「民藝とはなにか?を知る展示会」 として私はこちらを見る事をお勧めします。 (会期は3/26(日)までですよ〜!!)

こういった工芸品が作家さんや、

年配の人々にとっては懐かしい物や、

素晴らしい銘品として

見えているのかもしれませんが、

私達のような若い世代にとっては、

きっと全く新しい物に見えているのでは

ないかと思うと面白いし、 これからも様々な物を見て自分がどのように 感じるかを伝えていけたらと思います。


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