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  • Jin Kimura

知るのが遅すぎた


藍型染師、田中昭夫さん。 藍染に魅せられ、生涯を藍染に捧げた職人さん。 御年83才になる埼玉川口の田中紺屋の主人 つい最近まで現役でやられていたそうだが、 現代では再現不可能と言われるほどに、 ひたすらに本物を追い求めた仕事をされていた方だと知り、是非一度お会いしてみたいと いつも通り、あちらの予定は一旦置いておいて独断でアポイントを取ろうと試みたのだった。 大変強引なやり方で、もしファンの方々が知ったら怒られるかもしれない。 それでも、調べれば調べる程伝わる本気度合いに会いたいスイッチが入ってしまったものだからもうご勘弁いただきたい。 結果、電話は繋がったものの、ことごとく 訪問は断られる。 いつもこのやり方でどうにかお会いできていたから今回もと思っていたけど、そんなに甘くはなかった。 なので、今回は「会えなかった話し」!笑 普通のブログでは到底許されないであろう 内容。 それでも、田中さんの事を知ろうと結局無駄足覚悟で川口まで来てしまった。 なんせ、調べに調べて住所まで突き止めてしまったから笑 でもさすがに家にいきなり押し掛けるのは失礼極まりないと思って昔展示を行っていた川口のギャラリーを訪ね、学芸員さんに、 田中さんの現状を聞きに行ってみる、当時展示を行った際に在籍していた方にお話を聞くも 最近は全然お会いしていないとヒントは無し。 いよいよ川口まで何をしに来たか分からなく なったルーツ大好きおじさんは途方に暮れ始めたのだけれども、最後の頼みの綱として別のブログで親交が深いと目にした型染作家の 津田千枝子さんにお電話して聞いてみた。 そうしたら、津田さんはとても丁寧に田中さんの現状をお話ししてくれた後、 「今はそっとしておいてあげた方が良いのかなと。でも田中さんの事、田中さんの仕事を目に留めていただいて大変嬉しいです」と仰っていた。 そう言われてようやく諦めがついた。 田中さんの事を知るのが遅すぎたのだ! それを無理やりあちらのせいにしようものなど、言語道断でした。 こちらは、本当につい最近田中さんの事を 知って勝手に想いをたぎらせていたけれど 今の田中さんにその温度で向かっていっても受け付けてもらえない。 もっと早く、もっと的確に動いて行かないと素晴らしいものはどんどん失われてしまう。 消えゆく職人の現状は常に待った無しなのである。 そんな、最後の職人と言われている田中昭夫さんの染物が見学できる展示が、自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムでやっています。 自由が丘へ行ったらインスタ映えするカフェとか、お店だけでなく是非岩立ギャリーへ! 11月10日までです! アフリカの藍、日本の藍 2018年8月2日~2018年11月10日(木~土曜開館) 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-25-13 岩立ビル3F TEL:03-3718-2461 おしまい。 



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